第14回　初めての対面占いは、ホロスコープによる西洋占星術

占ってもらったことで、自分の性格のギモンが解けた！

これまで雑誌の占いなどはこまめに見ていたのですが、一度、直接占ってもらいたいと思っていました。自分の性格のことで悩みがあったので、いい方向へと導いてもらいたくて、思い切って対面占いの鑑定に挑戦したのです。場所は、ファッションビルの館内。ファッション関係のショップが立ち並ぶフロアの一番端の方に占いの館はありました。
いくつかの占いがパーテーションで仕切られ、入口にはカーテンがかかっています。カーテンにはそれぞれ、占いの先生の名前と西洋占星術、タロット占いなどの札がかかっていました。私は西洋占星術と札の前に立ち、「失礼します」といって、カーテンを開いてみると、そこには可愛らしい女性が座っていました。占い師の方は笑顔で「どうぞ」と私に椅子をすすめてくれました。机の上にはノートパソコンがあり、先生のデスクの横にはプリンターもありました。
すぐに占いはスタート。私は、占いによる蟹座の性格が自分と違うことが気になり、自分の本当の性格を知りたいから鑑定してほしいとお願いしたのです。すると先生は「名前と生年月日とできれば生まれた時刻を教えて」と言いました。生まれた時刻はわからなかったのですが、生年月日と名前を伝えると、占い師の先生はパソコンで私の生年月日を打ち込み、そのあと一枚の紙をプリントアウトしました。「これがあなたのホロスコープ」と先生。そこには私の名前とホロスコープと呼ばれる円が描かれており、その横に１２星座が書かれていました。蟹座は第１ハウスとあり、第２ハウスは獅子座、第３ハウスは乙女座と続いて書かれ、１２ハウスまでありました。先生はホロスコープを私に見せて、蟹座を指しました。「ここがあなたの星座。あなたの太陽は蟹座ね。周囲を包み込む温かさがある人、それがあなたの基本的性格。あなたが自分は違うと思っているのは、人への接し方なんじゃない？」。私は「そうです。わりとクールな方じゃないかと。ベタベタするのは苦手だし」。そしたら先生は「それはあなたの第３ハウスが乙女座にあるからね」と、先生はホロスコープの乙女座を指しました。「第３ハウスは他者とのコミュニケーションの取り方をあらわすハウス。あなたの場合、対人関係は乙女座の影響を受けているみたい。乙女座は優しいけど、その優しさを表だって表現しない傾向があるはず。相手から来られたら温かく迎えるけど、自分からは行かないでしょ。」
私は自分の中のモヤモヤが晴れていく気がしました。そのほか、第２ハウスは獅子座なので、わりと華やかな世界が好きな事や、第４ハウスは天秤座なので家族関係はバランスよく、争いごとを起こさないなど鑑定してくれました。思い当る節が多く驚きました。先生は私にホロスコープを渡しながら、「人は一つの星座から成り立っているわけではなくて、１２星座すべての影響を受けている。ただその影響を受けるパートはひとそれぞれ。あなたの基本は蟹座だけど、対人関係では乙女座の資質がとても強く出ているみたい」。お金はその場で先生にお支払いしました。20分の鑑定で3000円。ホロスコープのプリントもいただきました。