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占い現場報告書

占いの館利用レポート

第19回 手相占いで知る自分の運勢

占いといえば、朝の情報番組でやっている星座占いや血液型占いや雑誌の占いしか見たことが無かった私。10年間勤務した職場からの異動や退職を考え始めていたり、プライベートでも恋人はなく、結婚の予定もなく、好きな人はいるもののアプローチの方法に悩んだりというようなことを、友人に相談していた際に、占いを勧められました。

その友人は「いい気分転換になると思うよ」と言っていたので、もやもやしたこの気持ちが少しでも晴れればいいという思いからでした。友人曰く、自分の性格だったり、今抱えているトラブルだったりを当てられて驚くことが多い上に、自分の知らない自分やアドバイスなども聞けるから、頼りにしているそう。

そこで私は、占い初心者にぴったりという「手相占い」に行ってみることにしました。手相占いを選んだ理由は、自分の身体そのものである手を見て占ってもらえるからというのと、手相は私にも見えるので自分も結果の説明が納得しやすいのはないかと思ったからです。私が選んだのは、友人がいくつかお店を教えてくれたうちの一つです。教えてもらった次の週末に、早速足を運んでみました。

占い師と対面

道端などでも手相占いは良く見かけますが、今回お邪魔したのは、お店を構えてやっているところです。人気があると聞いていましたが、午前中のオープンの時間に合わせて行ったにも関わらず、7人ほど並んでいました。ちらっとお客さんの客層を見てみると、高校生くらいの若い方から、初老の方、やはり女性が圧倒的に多いです。女性は占いが好きなんだなと改めて思いました。

緊張の中、落ち着かない気持ちで待っていると私の番に!中は小さいですが普通のお部屋で、シンプルで清潔感がありました。占い師は服装も雰囲気も普通の女性の方で、失礼ながら一瞬、この人が占い師?本当にできるの?と思ってしまいました。入り口のところで戸惑っている私を見て、「こんにちは、どうぞお座りください」優しく声をかけ、椅子をすすめてくれました。

私が座ると、占い師は深く深呼吸をして「両手を出してください」と言いましたので、私は言われるまま手のひらを上に向けて両手を差し出すと、占い師はうんうんと頷きながら、私の右手と左手を交互に見たり、手を触ったり、手相をなぞったりしていました。並んでいるときも、部屋に入ってからも、何を言われるのだろうと緊張して、ドキドキが止まりませんでしたが、手を触られていると不思議とリラックスしてきて暖かい気持ちになったのをよく覚えています。

後から考えると、それも占い師の力なのではないかと思います。人の運命を視る占い師は、やっぱり普通の人とは違うんですね。しばらくすると、「ではお話します」と言って、柔らかな笑顔で私を見て話始めました。

具体的な鑑定結果

占い師によると、手相は右手と左手の両方で見るそうです。右利きの人は左手の手相が生まれながらの運命であり、右手が本人の努力で得たものらしいです。私は緊張もあって、挨拶以外の言葉は発していなかったのですが、仕事のこと、恋愛のことで少し悩みがあったので、そこを視てほしいとお願いしました。

性格については、「頭脳線の状態から見て、石橋をたたいて渡るタイプですね。考えすぎると疲れてしまうから、ほどほどにね。」と言われました。ばっちり当たっています。ここ5年はとてもいい運気が出ているとのこと。「何か新しい事を始めるのにもいい時期ですよ。」というアドバイスをいただきました。
そして恋愛のこと。

「結婚線が濃くなっていて、さらに色がピンク色っぽい」というのです。恋人がいない私には関係ないと思っていましたが、「結婚線は結婚だけじゃなく、恋人ができる暗示だったり、モテ期到来の暗示だったりもするから、恋人ができるんじゃないかしら。その人となら結婚もいいと思いますよ。」と言われ、思い当たる人が…

あと、「海外線が出ている」と言われました。「海外に関係のある仕事じゃないんですか?そしたら近いうちに海外に関する仕事に携わったり、何かをする暗示が出ていたり。旅行とかじゃないわね。仕事のことだと思います。」とのこと。後は、運勢とはあんまり関係ないのですが、手の形や手相の出方からして、胃腸が弱いといわれました。その通りです。

楽しくて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。5年くらいいい運気が来てる、と言われたことで、自信も湧いてきたように思います。具体的に言ってくれることで、自分の悩みを払拭できたり、自分を再確認して、また改めて頑張ろうという気持ちにさせてくれました。終始和やかに占ってもらえて、前から知り合いのような感じでリラックスできました。また、お値段も手ごろでしたので、何か悩みがあるときには、相談したいと思えるところでした。

手相占いの後日談

占いに行ってから、ちょうど2ヶ月がたった現在、何とすごいことがありました。結婚線がピンク色といわれた私。確かに好きな人はいました。しかし、挨拶をする知り合い程度でした。しかし、何と飲み屋で偶然一緒になり、そこから距離が縮まって、現在では二人でデートを何回もしています。お付き合いもすることは間違いないと思います。

そしてもう一つ、海外線。仕事ではもちろん関わっておらず、旅行もご無沙汰。思い当たる節は全くなかったのですが、占いに行ってから1週間後、なんとカナダの本社への1ヶ月の研修出張を命じられました。こんなこと初めてだったから驚きましたが、それよりも占い師の言ったことがすぐに頭に浮かんで、鳥肌がたちました。

手相ってそんなに分かるんだ!という驚きと感動で、はまってしまいそうです。占い師は、「手相は3ヶ月で変わると言われています。自分が頑張ればその分、手相に表れます。願い事があったら、それに関連する手相をマジックで書いたり、なぞったりしてもいいんですよ。」と言っていました。自分の思い通りの人生を作ることができるかもしれない手相の奥深さに驚かされました。自分の手だから納得できるということもあると思うので、占い初心者には手相占いがおすすめですね。

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