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占い現場報告書

占いの館利用レポート

第26回 都内某所、手相で占う30年のベテラン占い師

星座、タロット、易、霊感占い……。一口に占いといっても様々なものが存在します。占いによって得意とする分野が異なるので、自分の知りたいこと、欲しいアドバイスに合わせて、どの占いを利用するのか選ぶ必要があります。

今回は人生に見通しを立て、自分にとって重要な局面や行動を起こすべき時期を示してくれる手相占いに行って来ました。お世話になったのは都内某所の占いの館です。占いの館は細い路地裏に店を構えていたり、ビルの一室を利用していたりすることが多く、少し入りにくい雰囲気があるかもしれません。事実、占いの館を利用したことのある友達の多くは、「最初は入るのに勇気が必要だった」と言っています。不安がある場合は、事前に予約をしておくと良いでしょう。

今回対応してくれた占い師は、その道30年の大ベテラン。大変穏やかな人柄で、人を安心させるような魅力のある方でした。「占い師によっては自分の占い結果について細かい質問をされるのを嫌がることもあります。けれど本物の占い師であれば、占い結果に関する質問を嫌うことはありません。なので、気になることがあれば積極的に質問してください」と仰ってくださいました。また、それ以外の質問に関しては、「勿論結果だけでなく、占いの方法そのものに関してでも構いません。手相占い以外の占いでは、霊視など特殊な力を用いることもあるため、占い師の答えが明確な言葉にならないこともありますが、少なくとも嫌がることは無いはずです」とのことでした。もし占いに際して疑問や質問があれば、それがどんな種類のことがらであっても口にしたほうが良いというのです。そこで今回は占いに入る前に、手相占いの歴史や得意分野、占い結果の活用方法を教えて頂きました。

手相占いの歴史は古く、紀元前にインドで始まったと言われているそうです。日本へ伝来したのは平安時代といわれ、源氏物語では平安貴族たちが手相占いを話題にしている様子が描かれているのだとか。江戸時代になり、手相占いは庶民にも広まり、気軽に楽しまれるようになりました。手引きがあれば素人でもある程度の運勢が読み解けることもあり、以来手相占いは最もポピュラーな占いのひとつとなっているそうです。

しかし、こうした書籍はどちらかというと話題作りのために書かれている風合いが強く、実際に運勢を読み解くのには向かない、と先生は言います。本物の手相占いは「生命線が長いから長生きする」といったような単純なものではなく、複雑に絡み合った運勢が、実際にその人の人生にどう影響するのかを見極める必要があるというのです。むしろ占い師に求められる能力はそちらの方で、手相という情報を読み取り、総合してその人の人生がどのような転機を迎えるのかを予測し、回避する方法を提示するのが主な仕事なのだそうです。要は、手相に関する知識があるだけでは駄目、ということですね。

自分の名前や現在困っていること、将来の不安などいくつかの話をした後にいよいよ占いに入ります。はじめは緊張していたのですが、占い師に手を見せて、あとは楽しくお喋りをしているような感じだったので、実感としてはあっという間でした。説明もひとつひとつが丁寧で分かりやすく、勿論結果に関する質問にも答えていただけました。手相占いの考え方の基本は、「手相がその人を左右する」のではなく、「その人の人格や運命、体質が手相に現れる」というというものなので、体質や性格に関する線は、その人自身に変化があれば変わることがあります。例えば火星線という線は、くっきりと出ている間はパワフルに活動することができますが、薄くなると生命力そのものが危機に晒されている証になります。

こうした手相の変化は自分で気付くよりも早く体調の変化や状況の変化を知らせてくれるので、こまめに占ってもらうことで自分に最善の選択が出来るようになるそうです。私の場合、手相占いは初めてだったので、体質や趣味嗜好など、占い師に指摘されて「確かにそうかも……」と思うことが多かったです。その中に、時々自分でも知らなかったことが紛れ込んでいるのが新鮮でした。

例えば私は生命線が長いのですが、虚弱体質を表す手首線がくっきりと見えます。体の弱さに関しては心当たりがあったのですが「病気がちですが、何だかんだ命に関わる病気はしないでしょう。細く長く生きられるタイプですね」と言われて驚きました。確かに小さな頃から病気がちで、流行りの風邪、インフルエンザはすぐにもらってくる有様だったので、なんとなく長寿とは縁遠いような気がしていたからです。

更に健康線の現れ方と手のひらの色を見て、肝臓に気をつけなさいとアドバイスをいただきました。手の色に関しては、肝臓が悪いと黄色っぽくなったり赤っぽくなったりすると言われていますが、どうやらそうした医療的な部分まで見ていただけるようでした。

今回は健康に難ありとのことだったのでそうした関係のアドバイスを多く貰いましたが、勿論予め占ってほしいことを伝えておくことで、出世に関する相、恋愛に関する相、と、対応する相を中心的に見てもらうこともできます。占いの目的がある場合もない場合も、手相占いはその後の人生に大いに役立ってくれそうです。気になる方は、是非一度手相を見てもらってはいかがでしょうか。

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