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占い現場報告書

占いの館利用レポート

第30回 四柱推命で占う初老の先生

占い師、そして人生の先輩として尊敬

■職場にいる時間がユウウツ

その上司が配属になってきたときイヤな予感がしました。気が強い性格で、上には媚びて,下にはキツくあたり、周囲を疲れさせる女性だと噂でした。まもなく、私は八つ当たりの対象になりました。上司いわく、私はトロいそうです。たしかにそうですが、だからといって、毎日のように大声で怒鳴られたらたまりません。偶然、その上司の生年月日がわかったので、占い師の先生に相談しようと思いました。以前、友人関係で悩んだときに助けてくれた先生で、初老といってもいいおばあさんです。郊外にある自宅兼事務所にうかがいました。

■相手をみくびってはいけない

上司の生年月日を告げると、先生は四柱推命の命式を出し、彼女の性格についていろいろと述べはじめました。「自分を有能だと思い込んでいる」「特に同性に対しては厳しい」「実はコンプレックスが強い」、どれも当たっていると思いました。そして悪い性質ばかりが挙げられていたので、私もつい大声で「そうなんです。この人は上の人間に媚びてヘコヘコするだけで、今の地位に成り上がったんですよ!」と言ってしまったのです。すると、先生はいきなり強い視線で私をにらみ「あなた、わかった風に言うんじゃありませんよ!」とピシャリとした声で言いました。「確かに気が強くて意固地な女性だけど、人に媚びるだけで高い地位を得られるわけがない。こういう人は影で相当努力しているのよ。人が途中で挫折してしまうときも、苦しみながら頑張ったからこそ、登りつめたのよ」と続きました。ハッとしました。自分に他人のことをあれこれ言う権利があるのか、と。確かにイヤな上司ですが、まだ20代の私が社会のことをどれだけわかっているのかと、恥ずかしくなりました。

■状況が改善。占い以外の面でも感謝

先生はまもなく口調がおだやかになり、対応策を教えてくれました。星回りからみて、関係を改善しやすい月を教えてくれ、その方法についてもアドバイスをしてくれました。当然占いの結果による判断ですが、先生のアドバイスには加えて「年の功」を感じました。長く生きてこられた方ならではの人間観察力です。先生に言われた通り、上司に多少キツく当たられても、常に笑顔でやるべきことをやって、進んで企画を立てていたら、どうでしょう、自然に相手の態度が優しくなってきたのです。おまけに上司のよい面もたくさん見えてきました。「上の人に媚びている」のではなく、昔ながらの上下関係を大事にしている人だというのがわかりました。当たる、当たらないというのも大事ですが、占いの枠を超えて、人生の先輩として先生に相談してよかったと思います。今度また何かを相談するときは、主観的な意見ばかりを述べないようにします。悩んでいるときだからこそ、先入観を抱かず、素直な気持ちで落ち着いて相談することが大切ですね。

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