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占い現場報告書

占いの館利用レポート

第50回 私自身の成長を促してくれた路上占い師さん

久々に女友達と繁華街に行って飲んだ帰り、路上の占い師さんが目に入りました。黒い服をまとった不思議な雰囲気の女性で、声をかけられたとき、友達が占ってもらうと言うので、私もそうしようと思いました。大通りの隅で腰かけて、占い師さんと向き合いました。

丁度、その時、半同棲中の彼氏とケンカしたばかりでそのことを相談しました。彼氏のことは好きだけれど、前々から何か合わないと感じていたのです。彼氏は気前がいい人でしたが、出かける約束をすぐに破り、その埋め合わせとしてブランドバッグなどを買ってくれるのです。でも、何度も重なると、物でごまかされていると感じるようになりました。占い師さんは、彼氏の生年月日を確認した後、「彼は悪くない」と言いました。そして、「アンタの育ちに問題がある」と私の目を見つめました。

「アンタは母親が決めた型に合うような男性ばかり探して、それが絶対的に正しいと信じ込んでいる。そうではなく、違うタイプの人にも踏み込んでみて、その上で本当に自分に合う人を探すことが大切だと気づいていない」。

この言葉を言われて、ハッと気づきました。母は温かく思いやりの深い人でしたが、私を大事に思うあまり、常に自分の価値観の中で最上の、社会的な地位と経済力を持つ男性と付き合うことを私に求めてきました。けっして強制はしないのですが、繰り返し「そういう人と一緒になるのが一番幸せ」と言うので洗脳されていたかもしれません。私は色々な男性と出会う度に「母は満足するだろうか」というフィルターをかけて相手を見ていました。

占いの後、自分の生きる姿勢自体についてじっくり考えました。彼氏とはいずれ結婚するだろうけれど、生活の安定が確保されても、ずっと心が満たされない気がしました。そして、それを変えるには私自身が変わらなければいけないと思い、以前から関心があったボランティア活動をはじめたのです。ボランティアでは清掃や街案内をしました。そして、そこで出会った男性と恋に落ちたのです。

ボランティアで出会った彼は半同棲中の彼氏のように学歴や収入は高くありませんが、私の言葉にいつでも向き合ってくれます。時々、長い口論になりますが、けっして物品を与えるなどの行為でごまかしたりしません。ブランド品で打ち消しにされてきたそれまでとは180度違う展開です。結果、半同棲中の彼とは別れて、新しい彼と正式に付き合いました。今はもうその彼とも別れてしまいましたが、あれ以来、自分のことは自分で決めるようになりました。受け身な人生から脱したのです。当たる、当たらない、ではなく、成長へのアドバイスをもらえた占い師さんでした。

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