岩手県は東北地方の北部太平洋側に位置する県です。47都道府県中、北海道に次ぐ2番目に広い面積を有しています。とても自然豊かな土地が特徴です。内陸部の大部分は山岳丘陵地帯が占めており、奥羽山脈、北上高地をはじめとする山嶺に囲まれています。一方、沿岸部に関しては宮古市以北・以南で光景が異なり、宮古以北は切り立った崖が続いている一方、宮古以南にはリアス式海岸が続いています。また県内のほぼ全域が豪雪地帯となっており、毎年冬になると大量の雪が積もります。
岩手県の有名特産品のひとつに“南部鉄器”があります。一帯における製鉄業や鉄製品加工業の歴史は非常に古いもので、現在は伝統産業として守られています。また、花巻や盛岡などの内陸地方では、一口大のそばをお椀に次々と入れて食べ続ける“わんこそば”が有名です。テレビの大食い競争番組でもたびたび取り上げられます。岩手県はご当地グルメとして麺製品に力を入れており、盛岡市内には“じゃじゃ麺”や“冷麺”などの店舗も多く見受けられます。
盛岡市は岩手県の県庁所在地であり、同時に県内で最も賑わいを見せる地域でもあります。盛岡市の中心部にある「大通商店街」は県内随一の繁華街となっており、多数の飲食店や娯楽店が軒を連ねます。岩手県における対面占い鑑定スペースは主に、大通商店街をはじめとする盛岡市の繁華街内、あるいは大規模ショッピングモールの一角に構えた施設内のどちらかに大別することが出来るでしょう。
非常に古くから人が居住していた形跡があり、最古の遺跡は約4万年前の物と推定されます。平安時代に一帯を治めた奥州藤原氏は浄土思想に基づく数々の建造物を遺しており、中でも中尊寺金色堂は大変有名です。奥州藤原家が遺した遺跡群は、現在、世界文化遺産として登録されています。鎌倉時代になると、甲斐源氏の流れを汲む南部家が北側を治めるようになり、南側は主に伊達家の勢力下に置かれました。この勢力図は戦国時代を経て江戸時代まで続くことになります。そして明治維新を経て、1876年に岩手県が誕生しました。終戦直後には交通の悪さなどから“辺境の地”として扱われることも多かった岩手県ですが、花巻空港の開港、東北新幹線の開通などにより、県南を中心として劇的な発展を遂げることとなりました。
県庁所在地である盛岡市を中心とした一帯を指します。周辺地域をベッドタウンとする都市圏を形成しており、東北では仙台都市圏に次ぐ規模を誇っています。観光スポットとしては盛岡城跡を含む岩手公園が有名です。また火山帯に近接することから温泉も多く、全国各地からの湯治客が多数訪れます。さらに石川啄木、宮沢賢治、金田一京助などの文豪が青春時代を過ごした土地でもあり、文豪ゆかりの石碑や施設なども複数存在します。
一関市・奥州市・北上市・花巻市などを中心とする南部の一帯を指します。花巻空港を有し、また東北自動車道や東北新幹線も通っていることから、アクセスが非常に良く、最も人口の多い地域です。五輪峠や種山ヶ原は宮沢賢治の作品の舞台“イーハトーブ”のモチーフとされ、多くのファンが訪れます。また平泉町にはかつて奥州藤原家の本拠地があり、一帯の史跡郡は世界文化遺産として登録されています。中尊寺金色堂は最も有名です。
太平洋に面した東部の一帯を指します。南部沿岸部はリアス式海岸が、また北部沿岸部には断崖絶壁が続いており、それぞれ独特の景観を有しています。世界三大漁場のひとつ、北西太平洋漁場の一角を成す「三陸漁場」で知られ、また近代製鉄業の発祥の地としても知られています。なお、南部は2011年3月の東日本大震災によって発生した大津波で深刻な被害を受け、現在復興中となっています。
久慈市を中心とする北部の一帯を指します。小袖海岸は“海女の町”として知られ、かつて1959年に放送されたNHKラジオドラマ「北限の海女」で脚光を浴びましたが、近年では観光客の減少に伴い海女も減少傾向にありました。ですが2009年に「かわいすぎる海女」がメディアで取り上げられ、また2013年度上半期のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」の舞台“北三陸市”のモチーフになったことから、再び脚光を浴びています。
占いや霊能に関する情報で、お知りになりたい地域を選択してください。岩手県各地域の占い師や霊能者の最新情報やニュースがご覧いただけます。