神奈川県は関東地方の南西端にあり、東京都の南に位置する日本の都道府県のひとつ。神奈川県には19市6郡13町1村があり、横浜市や川崎市を中心とした「横浜・川崎地域」、相模原市や厚木市を中心とした「県央地域」、鎌倉市や逗子市を中心とした「横須賀三浦地域」、藤沢市、茅ヶ崎市などの「湘南地域」、南足柄市や足柄上郡などの「足柄上地域」、小田原市や足柄下郡などの「西湘地域」の地域に大きくわけることができます。政令指定都市の数は3つと日本最多で、県庁所在地は横浜市です。都道府県としての人口は東京都に次ぐ第2位であり、2012年10月1日現在での推計人口は9,072,133人。ただし面積は2,415.85km²と、47都道府県中第43位の規模。人口密度は3,760人/km²と高く、東京、大阪に次いで第3位になっています。
県名の由来は、東海道筋に栄えた宿場町「神奈川宿」、および幕末に戸部町に置かれた「神奈川奉行所」からだとされています。また、これら二つの由来は京急仲木戸駅近くに流れていた小川「神奈川」の名前からついたものですが、現在この小川はなく、道路になっています。
ところで神奈川県に縁のある霊能者といえば、やはり横浜市出身の宜保愛子さんが有名でしょう。テレビなどのメディアでもたびたび取り上げられ、「左目を凝らすと霊が見える」「相談者の守護霊の声が聞こえ、姿も見える」「相談者の家の間取りや家具の配置を霊視して言い当てる」などと大きな反響を呼び、瞬く間にお茶の間の人気者になりました。亡くなった今もなお、その優れた霊視能力は語り継がれています。また霊視能力のみならず、彼女の人間性も高く評価されました。
貝塚、集落跡、古墳、横穴墓など、神奈川県の遺跡はおよそ7,500箇所あり、全国的に見ても遺跡の多い都道府県。平安時代の中ごろから在地の有力者のなかから領主階級が成長し、次第に武士化。源頼朝は東国武士団の支持を得て鎌倉幕府を開き、武家政治の基礎を築きました。近代になり、神奈川県横浜市は日本と外国を結ぶ外交窓口となり、西洋文化の流行発信地にも。これが幸いし、港町である横浜市を中心に神奈川県の経済は大きく栄えることになりました。
神奈川県のなかでも都市化の進んでいる横浜市、川崎市を中心としたエリア。横浜市は神奈川県のなかでももっとも多くの人が訪れる人気都市で、港町ならではの異国情緒あふれる街並みが特徴。横浜港に面した「みなとみらい21」は、夜景が美しいことでも有名です。パワースポットで特に有名なのは、街全体が風水の思想に基づいている「横浜中華街」。同じく神奈川県横浜市にある「三渓園」は恋愛のパワースポットで、園内の横笛庵は「縁結び」の場所として人気です。川崎市は、繁華街の広がる大都市。日本の古民家を中心とした野外博物館『川崎市立日本民家園』は重要文化財も多く、海外の評価も高いスポットです。『藤子・F・不二雄ミュージアム』も、川崎市で人気のスポット。漫画家、藤子・F・不二雄(藤本弘)氏の原画や関連資料を中心に展示しています。
夏の観光を語るうえではずせないのは、神奈川県中央部にある江の島や茅ヶ崎などの湘南エリア。浜辺には海水浴を楽しむために、全国から多くの人が訪れます。また、古都鎌倉には多くの古刹名刹があり、関東でも指折りの歴史観光スポット。鶴岡八幡宮は鎌倉にある三大八幡宮の一つで、初詣スポットしての人気も絶大。毎年9月に開かれる例大祭では流鏑馬(やぶさめ)が披露され、人気を博しています。
緑豊かな丹沢山地から足柄山、箱根山が連なり、足柄平野には小田原城の城下町・小田原市が開けています。箱根火山では大涌谷で噴気活動が今も見られ、箱根温泉や湯河原温泉など温泉が多数分布。神奈川県西部は、日本でも有数の温泉行楽地となっています。足柄下郡の芦ノ湖畔にある「九頭龍神社(くずりゅうじんじゃ)」(九頭龍明神)は、パワースポットマニアの間ではあまりにも有名。龍神様による金運や開運、縁結びのご神徳を求め、多くの観光客が訪れます。
占いや霊能に関する情報で、お知りになりたい地域を選択してください。神奈川県各地域の占い師や霊能者の最新情報やニュースがご覧いただけます。