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占い現場報告書

占いの館利用レポート

第59回 おしゃれなフリマに出店していた占い師さん

3年前のことです。友人と共に、アンティークの小物やハンドメイドのアクセサリー、おいしいパンなどを販売している都内のフリーマーケットに遊びに行きました。意外なことに、そこに占いの出店があったのです。占術は、手相・四柱推命、千里眼とあり、予約表を見ると順番を待つ女性の名前がビッシリと書き込まれていて驚きました。

私達も占いが大好きなので、青空の下で見てもらえるなんて!と喜び早速申し込みました。それにしても、占いってどんなイベントにも、どんな雑誌にもスルリと入り込めてあっぱれです。

予定時刻になったので戻ると、若いショートカットの占い師さんが椅子にかけるよう促してくれて、まずは手相から鑑定スタート。友人の手の平を触って「すごく柔らかい、柔軟な人なのね」。私の手のひらを触り、「硬いのだけど、押すと意外に柔らかい。自分の考えを信じているけれど、人の考えも理解しようと努力できる人」、と言いました。我々の性格は見事に当たっており、ここからの鑑定がより楽しみになったのを覚えています。

さらに、四柱推命で何やら計算を始めた様子で、私のことを書き出した紙には「食」と書かれていました。「痩せているけれど、食べるのが大好きでかなりの大食い。自分の好きな味付けにこだわるから、お料理も上手でしょう」とズバリ。友人は大爆笑でした。ちなみに私はかなり痩せているので、見た目で大食いだと当てるのは困難です。

友人は結婚を機に専業主婦になろうか悩んでいると相談し、「だめだめ、働いていないと落ち着かない人だから。あと3回は転職して、一生働いていますよ」と衝撃の未来を突きつけられていました。

最終的に、友人は向いている職業について、私は彼氏との将来について伺いました。占い師さんは私達の目をジッと見つめて答えを導き出しており、これが千里眼なのかと緊張しました。友人は「組織や上司にいつも不満があるのね。30代後半にはご自分で起業していますよ。メンタルトレーナーとか心理カウンセラーとか、そういうのが向いています」と言われました。

私は「今の彼との関係は風前の灯でしょう。早くお別れすれば結婚が近づきますよ、あなたこそ、主婦一本が向いているわ」と言われたのです。

あれから3年、友人から「企業向けのメンタルトレーニングスクールをやることにした」と連絡が。私のほうも占い師さんに言われたとおり、風前の灯の彼と別れたのち、今の夫とスピード婚。専業主婦に落ち着いたのでした。

未来がよく見えないとき、軽い気持ちで受けた占いが人生を後押しし、素敵な未来へ導いてくれることがあるのだと思います。友人は先生の名前を覚えており、検索したところ電話占いをしていたとのこと。またお世話になりたいと思います。

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